講師からのメッセージ

2025 冬号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

竹内健人先生

竹内たけうち 健人けんと 先生
北海道大学工学部
/ 北大前本部校所属

秋になると当時の受験期を思い出してどんな気持ちになりますか?

竹内健人先生

この季節になると、受験期の自分を思い出して少し懐かしい気持ちになります。 緊張や焦りの毎日でしたが、その中で得た経験は多く、確実に今の自分の基礎になっています。 いまは大学で情報科学の研究に取り組んでおり、興味のある分野を深く追究する学びが中心です。 受験期のように「幅広く学び、与えられた課題をやり切る」時期とは違いますが、根底にある“目標に向かって努力する姿勢”は変わっていません。

受験まで半年を切った頃は、どんな気持ちで過ごしていましたか?

竹内健人先生

「受験日が迫ってきた」という実感が湧き、焦りを感じる一方で、「ようやくここまで来た」という達成感もありました。 模試の結果に一喜一憂することもありましたが、模試はあくまで模試。 結果を受け止めたらすぐに意識を切り替えるようにしていました。

秋から冬にかけて、特に伸びた教科や、伸び悩んだ教科はありましたか?

竹内健人先生

数学や理科などの理系科目は大きく伸びました。 問題が解けたときの達成感が励みになり、気づけばどんどんのめり込んでいました。 一方で英語は伸び悩みました。 長文やリスニングを続けても「成果が見えない」感覚があり、少し時間を減らしてしまったんです。 今思えば焦りからくる偏りでした。科目のバランスを取ることの大切さを実感しました。

この時期にやってよかった勉強法・過ごし方を教えてください。

竹内健人先生

一日の計画を立てて、終わりに軽く振り返ることです。 完璧にできなくてもよくて、「やるべきことを可視化する」だけで不安が減りました。 模試の復習も大切にしていました。 模試が終わった後、緩みそうな気持ちを引き締め、すぐに復習するようにしていました。 「指示語を読み違えた」など、間違えた原因を一言で書き出すようにすると、次に同じミスをしにくくなります。 気分転換は音楽でした。 好きな曲を聴いてリフレッシュしながら、「今日はここまでやった」と小さな達成感を積み重ねることでモチベーションを保ちました。

勉強を続ける中で、誰かの支えや印象に残っている出来事はありましたか?

竹内健人先生

塾の数学の先生がとても印象に残っています。 個別で質問に行くと、丁寧に説明してくださったうえ、わかりやすいプリントまで用意してくれました。 その熱意に触れて「自分ももっと頑張ろう」と思えた瞬間でした。 家族も温かく見守ってくれました。 口数は少なくても、思いやりのある言葉で支えてくれたことに今でも感謝しています。

「やっておいてよかった」と感じる習慣はありますか?

竹内健人先生

自分に合った睡眠時間を保つこと、そして生活リズムを崩さないことです。 夜型に偏っていた時期は集中力が落ち、朝型に戻したことで安定しました。 どうやら自分は朝型タイプだったようです。 体調管理は、勉強の土台そのものだと強く感じました。

最後に、この秋を頑張る受験生にメッセージをお願いします。

竹内健人先生

毎日少しでも前に進めたら、自分を褒めてください。 焦らず、自分の努力を信じて、最後まで頑張ってください。 たとえ小さな前進でも、それが積み重なれば必ず自信になります。

これからも生徒への学習指導をお願いします。今日はありがとうございました。

講師からのアドバイス
『冬休みの学習について』

小学生の皆さんへ

平岡校講師
北海道大学工学部 / 相良 広太郎

北大前校 相良広太郎先生

もう少しで冬休みですね。しっかりと休んで家族や友達と楽しい時間を過ごしてください!

冬休みは、これまでに習ったことを復習するチャンスです。たとえば、算数の分数の問題や漢字の書き取りなど、ちょっと苦手だなと思うところをもう一度やってみましょう。

冬休みに復習・予習をしっかりとするためには、毎日少しずつでも勉強をする時間をとることが大切です。これはとても大変に感じるかもしれません。ですが、頑張った分だけ必ず力がつきます!

やる気が出ない日もあるでしょう。そんなときは、好きな教科・単元から勉強を始めてみてください。一度机に向かって問題を解き始めたら、ほかの教科に対するやる気も出てくるはずです。

冬休みの間も勉強を頑張ることで、3学期の授業がもっと分かりやすくなります。遊びも勉強も大切にして、楽しい冬休みを過ごしてくださいね!

中学1・2年生の皆さんへ

新札幌校講師
北海道大学経済学部 / 山岡 大吾

新札幌校 山岡大吾先生

もうすぐ冬休みがやってきますね!

イベントの多い時期なので家族や友達と過ごす時間を大事にしてほしいのですが、やはり勉強も大切です。

冬休みが明けるとすぐにまた定期試験がやってきます。この休みにコツコツ勉強しておけばきっと満足行く結果が残せるはずです!少しでも空いている時間に塾に来て、授業の予習復習をしてみてください。それだけでもかなり変わります。

そしてもう一つ考えてほしいのが受験のことです。

高校受験をする中2の皆さんはそろそろ受験モードに切り替えましょう。志望校に向けて自分に足りないものを今のうちから分析しておくと良いでしょう。

中1、私立校の皆さんは、まだ受験なんて早いよと思われるかもしれませんが漠然とでも志望校を考えてみることをおすすめします。早めに目標を持っておくと気持ちが引き締まって勉強のモチベーションに繋がります。

勉強も遊びもメリハリをもって最高の冬休みにしましょう!

中学3年生の皆さんへ

北大前本部校講師
北海道大学工学部 / 矢羽々 遼太

北大前本部校 矢羽々遼太先生

空気がすっかり秋に変わり、受験が近づいてくるのを感じますね。冬休みは苦手にじっくりと向き合える最後の期間といっても過言ではありません。今回はそんな冬休みの過ごし方のアドバイスについてお話します。

冬休みは1日中勉強ができる受験生にとっては学力を上げるのに最高な期間です。まずはたくさん勉強しましょう。模試の結果や日々の勉強で不安になることもあるかと思います。その不安を解消するためにはどうすればよいか。勉強です。以前できなかった問題が解けたとき不安要素は一つ減り、自信がつき、さらに勉強する原動力になります。冬休みに限らず、日々の勉強で解き直しの質を高めましょう。解き直しでは手を動かし、その場限りでもよいので、「解答を見ず、適切な考え方で答えを再現できる」状態にもっていきましょう。

これまでみなさんは努力を積み重ねてきたと思います。勉強は努力が数字にあらわれるのが遅いですが、確実に力になっています。自分を信じてこれからも取り組んでいきましょう。応援しています。

高校1・2年生の皆さんへ

円山公園前校講師
北海道大学経済学部 / 西村 絢

円山公園前校 西村絢先生

いよいよ冬休みが近づいてきました。部活動などで忙しい人も多いと思いますが、勉強の見通しはついているでしょうか。年末年始は、不規則な生活になってしまうことが多いため、学習計画を立て、緩急をつけた生活を送る必要があります。課題だけではなく、自分の苦手な分野を克服するための無理のない計画を考えましょう。自分がこなしたい量ではなく、こなせる量を考え、全く計画を入れない予備日を必ず設けることが肝心です。そして、継続的な学習を心がけましょう。古文単語や英単語を暗記するには、遭遇する回数を増やすことが最も効果的です。1回に覚えようとする量が多い必要はありません。とにかく毎日継続させることを目指しましょう。

最後に、大学受験では、高校3年生になってからの追い込みも重要ですが、1・2年生のうちにどれだけ勉強していたかもとても重要です。3年生になったときに後悔がないように冬休みを過ごしていきましょう。

高3受験生の皆さんへ

月寒中央校講師
北海道大学理学部 / 野村 蒼厳

月寒中央校 野村蒼厳先生

冬休みに入り、試験までに残された時間も僅かになっていきました。皆さん、受験勉強は順調でしょうか?ここでは貴重な残りの勉強時間をいかに有効に用いるかについて記します。

冬休みの勉強では、時間を計って過去問と頻出テーマに関する重点問題の演習を行うことが基本となります。この演習で最も重要になるのが振り返りです。振り返りとは主に2つのパートに分かれた一連の手続きのことです。第1パートで行うことは演習結果の把握です。目標時間と実際にかかった時間の比較、解けなかった問題の確認などを行います。解きなおしもここに含まれます。第2パートは現在地点と目標地点の差分を考慮した勉強計画の補正です。例えば演習の結果、倒置を含む英文が苦手かつ頻出であることが分かったら重点演習に倒置を組み込むなどです。ここで補正は具体的に行うことを意識しましょう。どんな知識を得るのかということにフォーカスを充てると具体度が増しやすいです。

講師からのメッセージ

2025 夏号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

藤本真歩先生

佐藤さとう 先生
北海道大学法学部
/ 新札幌校所属

まずは簡単に自己紹介をお願いします!

佐藤先生

北海道大学法学部に通っています。大学ではバイオリンをやっていて、演奏会に向けた練習に力を入れています。小中学部の授業では中学生の英語や数学の授業を担当することが多いです。

受験勉強でつらかったこと、苦労したことはありますか?

佐藤先生

集中力を保つのが大変でした。学年が上がると模試の科目が増えて、試験時間も長くなるので、途中で集中が切れてしまって力を発揮できないことがよくありました。

それをどうやって乗り越えましたか?

佐藤先生

普段の勉強ではメリハリを意識して休憩をしっかり取るようにしていました。休憩のときに少し甘いものを食べるのもリフレッシュになりました。テストのたびにいろいろな方法を試して、自分に合ったスタイルを見つけようとしていたと思います。

「これはやってよかった!」という勉強法や工夫はありますか?

佐藤先生

暗記は、登下校中に単語帳を見たり、寝る前に復習したりすることで定着しやすくなった気がします。

「もっとこうすればよかった」と思うことはありますか?

佐藤先生

私は朝が苦手で朝勉はできませんでしたので、朝早く学校に行って勉強する習慣をつけておけばよかったなと少し後悔しています。

受験期に身につけた力で、今役に立っていると感じることはありますか?

佐藤先生

勉強計画を立てる力は今もすごく役に立っています。大学ではテスト期間中でもバイトやサークルがあるので計画的に動かないとやっていけません。高校時代にカウントダウン形式で勉強計画を立てていた経験が今になって本当に大事だったと感じます。

最後に、これから受験を迎える後輩たちにメッセージをお願いします。

佐藤先生

毎日勉強するのが辛くなったり、思うような結果が出なくて意味がわからなくなったりすることもあると思います。でも、そこで頑張ったことは絶対に後悔しませんし、自信に繋がります。今できることを全力でやってみてください!

力強いメッセージありがとうございました。

講師からのアドバイス
『夏休みの学習について』

小学生のキミへ

新札幌校講師
北海道大学経済学部 / 外間 琢也

北大前校 山田学先生

小学生のみなさん、待ちに待った夏休みがやってきますね。旅行やお出かけ、部活だったり、エアコンの効いた部屋でゆっくりしたいなど人それぞれ楽しみがたくさんあるかと思います。後悔のないように何もかも思い切り楽しみましょう!

夏休みを楽しみつつ健康に過ごすそれに加えてもう一つ頑張っておいておいた方が良いことがあります。そう、勉強です。宿題を最後の1週間でまとめてやろうと思っている方もいると思いますが、長い長い夏休みの期間に勉強しない習慣がついてしまうと最後の最後でやろうと思っても勉強を嫌いになってしまいます。毎日コツコツお友達と一緒に勉強したり、自習室を利用するなどして計画的に勉強していきましょう。

最後に中学受験生の皆さんへ。夏休みは自由に勉強計画を立てられる絶好の機会です。この期間に苦手分野を克服したり得意分野をとことん伸ばすことも可能です。親御さんや先生とも相談しながら合格に向けてさらにレベルアップしていきましょう!

中学1・2年生のキミへ

北大前本部校講師
北海道大学法学部 / 小林 愛佳

円山公園前校 江田真保先生

いよいよ夏休みが近づいてきました。今回は夏休みの過ごし方についてお話します。

夏休みを有意義に過ごすために気を付けてほしいことが3つあります。

1つ目は、規則正しい生活を送ることです。学校の授業がなくなり、早起きから解放されるかもしれません。いつもより遅い時間に起きるにしても、必ず8時までには起き、午前中の間に勉強に取り組めるようにしましょう。

2つ目は、学校及び塾の宿題以外にも取り組むことを最低1つ決めて終わらせましょう。例えば、夏期講習テキストの間違えた問題だけ2周する、など自身の苦手科目についての目標だとなお良いです。自分で決めかねるときには、ぜひ講師に相談してみてください。

後は、楽しみましょう。中学2年生は特に受験に近づいていますが、まだ受験生ではありません。中学3年生になった夏休みは、受験勉強に後悔なく専念できるよう、上記2点を守りながら部活や遊びを満喫して中学生活を楽しんでください。

中学3年生のキミへ

円山公園前校講師
北海道大学農学部 / 吉泉 恭吾

月寒中央校 原田光月先生

いよいよ夏休みが始まりますね。今回は夏休み中の勉強で気をつけることについてお話しします。

夏休みの間はこれまでに学んだ内容を復習することが大切になります。1、2年生の頃に習った内容や苦手な内容などを振り返り、確実に身につけることで、今後学ぶ内容や難しい受験問題に対応できる基礎が出来上がります。2学期が始まると、こうした復習をする時間は少なくなります。そのため、授業の無い夏休みの時間を使い、これまでに学んだ内容を完璧に理解しておきましょう。

また、夏休みの間は学校の授業が無い中で、自分から勉強する時間を作る必要があります。計画的に勉強をするためには、1日の中でいつ、何を勉強するか、いつ休憩するかを決めておくことが大切です。また、早寝早起きなど規則正しい生活を送ることも大事です。

これから、受験勉強は本番に入り、学ぶ内容や問題はより難しくなっていきます。志望校合格を勝ち取るために一緒に頑張っていきましょう。

高校1・2年生のキミへ

月寒中央校講師
北海道大学文学部 / 宮道 真渚人

平岡校 木村優斗先生

高校1・2年生のみなさん、いよいよ夏休みですね。部活や遊びなど楽しむことが多いと思いますが、勉強の計画も立てているでしょうか。高校受験では、最後の夏に猛勉強して合格を掴み取った人もいるかもしれませんが、大学受験はそうはいきません。今の時期からコツコツ勉強しておかないと大変なことになります。まずみなさんにして欲しいことは、基礎固めです。英単語や古文単語、数学の公式などを確実にしておきましょう。簡単なものなら部活などで疲れていても始めやすく、少しの時間であっても勉強の習慣づけとしての効果もあります。いきなり長時間の勉強は難しいのでコツコツ始めていきましょう。また、これまでやった単元の復習、特に苦手分野を勉強することも大切です。好きな科目や分野ばかりにならないように注意しましょう。

夏休みを心待ちにしている人が多いと思いますが、勉強もきちんとして後悔のないようにしましょう。

高3受験生のキミへ

平岡校講師
北海道大学工学部 / 魚住 隼佑

新札幌校 鈴木那奈先生

受験前最後の夏を控えている皆さんに、私から心に留めておいてほしいことがあります。

まずは計画・目標を持って夏休みを迎えることです。はっきりとした目標がないと、モチベーションを失ったり、やるべきことがわからなくなってしまいます。計画を立ててもその通りにはいかないことも多いとは思いますが、それでも現状の確認と計画の修正を繰り返していくことが重要です。

また、夏のうちに過去問に触れておくのもおすすめです。まだ授業の終わっていない教科もあるかと思いますが、大学受験は試験時間が長く復習も考えると相当な時間が必要になるので、時間の取れる夏休みにぜひ一度取り組んでみましょう。

最後に、受験生であっても”夏休み”ということを忘れずに。夏が終わると学校は一気に受験ムード一色になります。勉強勉強また勉強では効率も上がらないので、たまには友達や家族と遊んだり趣味に没頭するのも大切にしたいですね。

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